睡眠時間が短く睡眠の質も悪い日本人は寝酒に頼りすぎ

日本人の睡眠時間の短さは世界でもトップレベルであることが知られています。日米仏3国での調査によると、日本では睡眠に対する満足度も低く、日中のパフォーマンスも劣っていることが分かりました。

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睡眠時間が短く睡眠の質も悪い日本人は寝酒に頼りすぎ

日本人は昼間のパフォーマンスも劣っている


夜の睡眠が良くないと、日中の活動にも悪影響が出ます。日中の眠気や集中力、気力・充実感に関しても、日本とアメリカ・フランスでは大きな違いが見られました。


≪日中に眠気を感じる⇒ 日本:70.9%。アメリカ:56.0%。フランス:30.3%。≫睡眠時間が短く、睡眠に対する満足度が低い日本では、日中に眠気を感じる人が7割を超えています。逆にフランスでは約7割の人が、日中に眠気を感じずに生活しています。


≪集中力がない ⇒日本:17.4%。アメリカ:4.5%。フランス:9.7%。≫≪気力・充実感がない。⇒日本:22.2%。アメリカ:13.2%。フランス:13.3%。≫日中のパフォーマンスが低い人の割合は、アメリカやフランスに比べて日本では、かなり多くなっています。パフォーマンスが下がる原因はいろいろあると思いますが、質が良い睡眠を十分とれていないことも、その一つと考えられます。


※⇒睡眠は浅い眠りの「レム睡眠」と深い眠りの「ノンレム睡眠」の2種類があり、正常な睡眠だと、レム睡眠とノンレム睡眠が約90分の間隔で交互に現れます。朝方に向けてノンレム睡眠は浅く長くなり、レム睡眠が多くなります。


質の悪い睡眠は、この睡眠のサイクルが崩れ、眠りに付くのに時間がかかる、夜中目が覚める、レム睡眠が少ない、眠りが浅い、通常よりも2時間以上前に起きてしまいます。これらの症状が顕著になると、不眠症状となります。


睡眠時間が短く睡眠の質も悪い日本人は寝酒に頼りすぎ