睡眠時間が短く睡眠の質も悪い日本人は寝酒に頼りすぎ

日本人の睡眠時間の短さは世界でもトップレベルであることが知られています。日米仏3国での調査によると、日本では睡眠に対する満足度も低く、日中のパフォーマンスも劣っていることが分かりました。

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睡眠時間が短く睡眠の質も悪い日本人は寝酒に頼りすぎ

睡眠薬よりお酒に頼る日本人


寝酒よりも睡眠薬の方が安全です。不眠症状の対処法にも、お国柄が出ています。【日本】1位:お酒を飲む 19.5%。2位:医師から処方された睡眠薬を飲む 13.7%。3位:特に何もしない 13.1%。


【アメリカ】1位:市販の睡眠改善薬・催眠鎮静薬を飲む 26.1%。2位:医師から処方された睡眠薬を飲む 19.2%。3位:医師の診察を受ける 18.6%。


【フランス】 1位:市販の睡眠改善薬・催眠鎮静薬を飲む 20.8%。2位:医師の診察を受ける 19.9%。3位:医師から処方された睡眠薬を飲む 16.9%。


日本では不眠症の対処法のトップは寝酒ですが、アメリカやフランスではベスト3にも入ってきません。アルコールを飲むと寝つきが良くなるのは確かですが、睡眠の質が悪くなります。


また、眠るためにアルコールを飲んでいると、だんだんお酒に強くなって飲む量が増え、アルコール依存症になる危険もあります。


以前、テレビドラマなどで、睡眠薬を飲んで自殺するシーンがよくあったためか、日本人は睡眠薬に対して「怖い」というイメージを持つ人が多いようです。現在、医師が処方する睡眠薬は、指示通りに飲めばかなり安全です。不眠症状があって寝酒を飲んでいる人や、何もしていない人は、早めにかかりつけ医や睡眠障害専門の医師に相談してみましょう。医療機関で処方される睡眠薬を飲むと、約7割の人で不眠症状が改善しています。


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